「とっておきの道徳授業」を参考にして，実際，授業を行っている先生も多いようです。
確かに，資料は面白い，指導の流れもいい，発問もいいのですが，生徒の反応がいまいちということがあります。
それもそのはず，「とっておきの道徳授業」に掲載されている授業は，その道徳授業を創った先生が，目の前の生徒のことを考えながら創ったのです。
ですから，生徒が変われば反応も変わってくるのです。
それに加えて，授業におけるいろいろな技術を知らない先生がいることも事実です。
生徒を授業にうまくのせていく技術を身につける必要があります。
若い先生たちに，様々な技術を教えることが，ベテランの勤めだとも言えます。
次回の教師塾では，この授業の技術について話をする予定です。
このあたりのことを，雑誌「道徳教育8月号」（明治図書）に書こうと思っています。
