半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2447 学ぶ楽しさを知った大学生たち

昨年度からうちの学校に大学生が研修に来ています。
昨年度は2人,今年度は3人です。
決まった曜日に私の社会科授業を中心に参観していますが,朝からのあいさつ運動や昼食,掃除などの一緒にしています。
その時その場でいろいろな質問しています。例えば,
・どうしてあいさつ運動をするのか
・掃除指導のポイントは何か
・昼食指導での大切なことは何か
・自分が担任だったらどうするか
・授業中5分程度で何か印象に残る話をして,生徒にABCで評価をさせる

Aさんは,放課後や土日に部活へも参加しています。
Bさんは,大学で仲間を集めて道徳や社会科の模擬授業をやっています。
Cさんは,私から教育書を借りて勉強しています。
Dさんは,昨日のサークルに参加し,自分が進めている研究について報告しました。

その他,自分で全国的なセミナーを探してきて,参加するようになってきました。
そして,有名な先生たちとのつながりをつくるようになってきました。

このようなことをする初任者教師はなかなかいません。
きっと学ぶ楽しさを知った結果だと思います。
現場教師もうかうかしていられません。

このような意欲が高い大学生が増えれば,現場での即戦力になると思います。