半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3386 Nくん最後の研修

昨年の10月ぐらいから来ていた大学生Nくんの研修が,昨日で最後でした。
Nくんとの出会いは,大学生数名が行った社会科の模擬授業を参観した時です。
中部地方のあらましを扱った授業でしたが,授業後,私がいくつかのアドバイスをしました。
それがきっかけで,うちの学校に飛び込み研修にくることになったのです。

しかし,今年で大学を卒業して地元に戻るので,最後の研修となりました。
わずか半年の研修期間でしたが,週に1回の授業参観と週末の部活指導や試合審判など意欲的に取組んでいました。
4月からは,公務員予備校に通いながら教師を目指すと言うことです。
また,月に1回の教師塾にも参加したいという意気込みを見せてくれました。
わずかな期間でしたが,多くの生徒や教師と触れ合うことで教師になりたいという気持ちが固まったのかもしれません。
教師は,生徒にいろいろなことを教えていると考えがちですが,実は生徒からいろいろなことを教えてもらっているのです。
そこに気付くと教師と言う仕事の大きな魅力を感じることができるのです。
Nくんには,是非,教師になってほしいと心から願っています。
お疲れ様でした。また会いましょう。