半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2325 掲示物の工夫

校内を見渡すとおびただしい掲示物が目に入ります。
あまりの多さにどれを見ていいのかわからなくなりそうです。
ポスターや案内,注意事項,行事の写真,生徒会の目標などです。
例えば,ポスターなどは数カ月,掲示されたままになっている場合もあります。
今年度は,進路指導主事を担当していますので,高校や専門学校などからポスターや学校便り,学校説明会などの掲示することが多いです。
ただ掲示するだけでは,生徒は注意して見ることは少ないので,いくつかの工夫をしました。

掲示物に掲示した日付を書いておく。
②1カ月たったらはがすということを知らせておく。
③きちんと並べないで,あえてサイズが違うものをバラバラに掲示する。
④社会科の資料ポスターなどは,重要な地名や用語を上から付せんを貼り隠しておく。
⑤時には,テスト問題の中に掲示物から出題するようにする。
⑥朝の会や帰りの会などで,掲示物の内容について生徒にたずねる。

ただ何となく掲示するよりも,このような工夫をすることで生徒は少しは意識して掲示物を観るようになると思います。