半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2392 面接練習

3年生担当なので,受検に向けた面接指導や面接練習を行っています。
先週は,個人面接や集団面接の練習を行いました。
練習の感想として,緊張している生徒が多いと思いました。
言葉が出なかったり,友達言葉をつかったり,ダラダラと話したり,視点が定まっていなかったりしていました。
今後も,3年生の先生たちが面接官となって繰り返し練習をしていきます。

繰り返し練習する理由は,本番でできるだけ緊張しないで,自分の言いたいことをきちんと言えるようにするためです。
しかし,毎回同じ教師が繰り返し面接官役をやっても次第に慣れてきて,緊張感もなくなってしまいます。
今までであれば,教頭先生や校長先生に面接官をお願いして練習をしてもらっていました。
しかし,これも繰り返しやっているうちに慣れが出てしまいます。
そこで,今年は私の提案で,民間の方に面接官を依頼して面接練習をしてもらうことになりました。
具体的には,市内で活躍されている社長クラスの方に面接練習をしてもらうのです。
生徒3人対面接官1人でやってもらおうと考えています。
このような取り組みをやっているのは市内の中学校で,うちだけでしょう。
生徒たちも非常に緊張するとは思いますが,社長さんとの面接練習を経験することで,本番では気持ちの余裕ができるのではないかと考えています。
いよいよ来週,4人の社長さんが来校されます。
どんな面接練習になるか,楽しみです。
生徒たちにとっては,楽しくないでしょうけど。
結果は,後日報告します。
下の資料は,私が作った面接練習評価カードです。