半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1954 学生の感想より

昨日,県立大学で行った道徳教育特別講義の感想の一部を紹介します。

・久々に道徳の授業を受けてみて緊張感がありつつも沢山考えさせられました。正直に言うと鳥肌が立つ場面もありました。道徳の授業の仕方は多様ですが,「伝えたいこと」がしっかりと生徒に伝わること,それが何より大切なのだと思いました。きっと道徳には「身近なこと」から「命」という大きな枠組まで幅はとても広いと思う。どれだけ生徒に心に残る授業をすることが大切なのかということも感じることができた。今日の授業は今までにないタイプですごく新鮮でした。是非また県立大学にいらして授業をしていただきたいです。

・小中学校で道徳の授業を受けてきましたが,どのような内容をしてきたのか全く記憶がありません。確かに席替えやレクレーションをしたことなどの楽しかったことだけが唯一の記憶です。ですが,今日の講義,道徳の授業を受けて自ら考えたり思ったりして命の大切さ,道徳授業の楽しさ面白さを感じることができました。時間が過ぎるのがすごく早く感じました。もっと受けてみたいと思いました。

・今まで私が受けてきた授業とは全く違うもので新鮮でした。私も考えるのがめんどくさい,道徳の授業は気持ちが重くなるから嫌だ等とあまり道徳の授業が好きではなかったのですが,今日の授業は考えるということが楽しく,あっという間の90分でした。現場の声がきけて本当に良かったです。ものすごく楽しかったです。


・今日の授業は生徒の興味関心を持たせるような工夫,適度な緊張感など様々な良い仕掛けみたいなものが含まれていてもっと授業を受けてみたいなと思いました。「次も受けたい」と思うような授業づくり,内容が大切なのだと感じました。また,生徒を指名するときも生徒に寄り添う姿勢も必要だと学ぶことができました。