半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5697 恐怖とは何か

正月3が日は,実家と初詣と散歩に出た程度でした。

あとは,読書の日日でした。

さて,今回紹介する本は,「恐怖の正体」(春日武彦 中公新書)です。

小学生の頃から,ずっと怖さに興味を持っています。

仲間から聞く怪談話

心霊写真

恐怖小説

映画

マンガ

テレビの特番など

ぞくぞくする感覚を求めているのかもしれません。

生徒たちも怖い話が大好きです。ちょっと余った時間があると

「先生,怖い話をして!」と言う生徒が多いのです。

そういったリクエストにこたえて,最近では,立川志らく師匠の小話である「28」を話しました。

https://www.nanigoto.net/entry/2020/04/07/100847

やはり,教室が盛り上がりました。

しかし,どうして人は怖いものが好きなのでしょうか。

人によって恐怖の種類が違いますので,論をつくることは難しいことです。

この本は,論というよりは,様々な恐怖を紹介することで,「恐怖」に対する新しい視点を与えています。

何よりも,怖い小説のネタが多く,授業で使えそうなものもありました。

(恐怖マンガは紹介されてなかったことが,残念です)

また,授業中のネタが増えました。