半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5669 川

学校から戻り昼食後,書斎でゆっくりとしている時に1冊の本に目が留まりました。

坂村真民さんの「花ひらく心ひらく道ひらく」(講談社+α新書)です。

坂村さんの「二度とない人生だから」を使って道徳授業をしたことがあり,その参考本として買ったものです。

手に取るとたくさんの付箋を貼っていました。

その付箋のページを開いてみると当時の私の心に刺さった言葉がありました。

今読み返してみると,いい言葉が並んでいました。

特に「川」がよかったです。

 

川はいい

川のどこがいいのか

それはいろんな処に降った雨が

ひとつに集まり

海へ向かって

流れてゆくのがいい

人間もそのように

みんなが幸せを求めて

生きてゆくんだと

教えてくれるところがいい

 

きれいな水も汚れた水も

あたたかい水も冷たい水も

 

みんな海へ向かって流れているんですね。