私の社会科は,教科書中心の授業スタイルです。
当たり前と言われそうですが,教科書を徹底的に活用する教師は少ないと思います。
今日の北海道の農業を扱った授業の様子です。
〇泥炭地だった土地が米作がさかんになった土地となった理由を教科書から探してノートに書く。
〇北海道では,どんな農作物が作られているか教科書のグラフをヒントにして,プリントに書く。
〇十勝平野で行われている畑作の特色を教科書の写真を見て,ノートに書きだす。
このような授業をすることで,次のような効果があります。
〇教科書の文をしっかりと読むようになります。
→読解力が高まります。
〇地図や写真やグラフの細かい部分まで観るようになります。
→観察力が高まり,特徴を読み取ることができるようになります。
〇教科書のポイントをまとめたものがノートとなります。
→テスト勉強のポイントが分かりやすくなりテストへのモチベーションが高まります。
別の資料やタブレットを多く使用することで,教科書をしっかり読む生徒が少なくなります。
また,学びのポイントが絞られずにモチベーションが高まりません。
教科書を音読させて,教科書を徹底的に活用することで学力は向上すると考えています。