半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5524 「北極男」

萩田泰永さんの「北極男」(講談社)を読み終わりました。
荻田さんは,極地冒険家です。
2018年に日本人として初となる、南極点への徒歩による無補給・単独踏破に成功した人です。
現在は,北極無補給単独歩行に挑戦し続けています。荻田さんの凄いところは,生命の危機が訪れた時に決して無理をせずに冷静に判断し,潔く冒険を中止するところです。
冒険家の植村直己さんも言っていました。
 「冒険とは生きて帰ること」
まさに,その通りです。
荻田さんは,冒険研究所書店という本屋を経営しています。
そして,冒険と読書の共通点は「主体性」だと言っています。
なかなか,面白い考えです。
今までに数多くの冒険,探検,遭難,漂流の本を読んできましたが,まだまだ,すごい冒険家がいますのでこれからも探して読みたいです。