半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2358 山にありがとう

以前,オリジナルの道徳授業「一歩を踏み出す勇気」で取り上げた,登山家の栗城史多(くりきのぶかず)さんが,現在エベレスト単独無酸素生中継登頂に挑戦しています。
栗城さんは,2012年のエベレスト登頂に挑みましたが,ひどい凍傷にかかり手の指9本を失ってしまいました。
現在,栗城さんは,エベレスト近くで高所順応トレーニング中です。
およそ2週間後には,エベレスト登頂に挑みます。
栗城さんは,「ありがとう」と言いながら山を登っています。
登山は苦しいけれど,苦しさを乗り越えた時に大きなよろこびに変わるからだそでうす。
また,栗城さんが指を失った時に,父親は「おめでとう」と言いました。
その理由は,生きて帰ってきたからです。そして,その苦しみを背負ってまた山に向かえるからだそうです。
なかなか言えない言葉です。
父と息子の強い絆を感じさせる言葉です。
現在の栗城さんの様子は,公式ブログを見てください。
http://lineblog.me/kuriki/