半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5520 学年道徳の感想

昨日の学年道徳授業の感想を担任から見せてもらいました。

学年道徳という初めての授業スタイルで戸惑った生徒も多かったと思いますが,感想を読むとしっかりと考えたことがうかがえました。

その中からいくつかを紹介します。

〇自信をつけることをあまり考えたことがないときに,この授業をして,今まででも似たような場面が自分自身にいくつかあったから,このことを(例えば,できることを続ける)を小さなことでも続けていって自分から自信があると言えるようになれるようがんばりたいと思った。

〇今日の授業で,私は,今まで自信がないことややってできないと決めつけていたことに気づきました。また,人は,仲間からいいところを認めてもらうと,それを自分の自信に変えることができるということを知りました。だから私は,これから自分に自信を持って色んなことに挑戦することや「できない」を「できる」に変えることや,自分だけでなく,仲間にも私がその人のいいところを認めて,自信をもってみんなが楽しく過ごせるようにしたいです。

〇私は自分の嫌な面のほうが多いけど,そう思っている人は自分だけじゃないということに安心した。でも,そう思っている人が多いことは「いいこと」とは言えないから,仲間のいいところを認めたり,小さいできることを重ねていくことを実行し,たくさんの人が,自分が自信を持てるようになりたいです。

 

「心に響いた授業でしたか」という評価項目を4段階(4が一番よい,1がよくない)で評価させましたが,ある女子生徒が「4」の上に「すごく」と書いていました。

とてもうれしいです。やってよかったと思いました。

こんなことがあるから,道徳授業は楽しいのです。