半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5458 読書は時空を越える

中学生の頃に夢中になったものが読書です。
お年玉のほとんど全部を本代として使うほどでした。
高校生になると図書館(中学校は図書室)があり,その蔵書数に驚き,そして大いに喜びました。
毎日,昼休みと放課後に図書館に行き,様々な本と出会うことができました。
図書館で過ごす時間は,自分が知らない作家やジャンルと出会うワクワク感と素晴らしい本と出合った喜びを感じる時間でした。
同時に,自分が一生かけて読める本の冊数には限りがあり,一生出会わない素晴らしい本があるんだと思い,悲しくなった記憶もあります。
こんな読書経験で得た結論は,
「読書は,時空を越える」
ということです。
自分が行けない,過去や未来,宇宙や海底も行けます。
出合うことができない,歴史上の人物に出会うこともできるのです。

読書は,今でも続いていますが,読みたい時期と全く読まない時期があります。退職した現在,時間的に余裕がありますので,コーヒーを飲みながら,ゆっくりと味わって読むことが喜びとなっています。