半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5423 教育の不易流行と教育哲学

鈴木健二先生の新刊「学級づくりは教育哲学で決まる」(日本標準)を読みました。
現在の教育界は,「不易流行」で言えば,あまりにも「流行」に偏っています。現場教師は,トップダウンの「流行」に振り回されているように見えます。しかし,大切なことは「不易」の部分です。変わっていくべきものと変わってはいけないものをしっかりと見極めるためにも,現場教師は「教育哲学」を確立させることが大切だと再確認した本です。
新学期,新しい生徒との生活が始まる前に読んでおきたい1冊です。
新学期事務でバタバタしている時期だからこそ,従来通りではなく,教育実践を見つめ直すことも大切だと思います。