半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5376 話術を鍛えない教師

今日は書くことが浮かばないので,旧ホームページに書いたものを再録しようと思います。
2005年の2月21日に書いたものです。
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166 頭のいい教師,悪い教師の話し方(2/21)
   樋口裕一氏の「頭がいい人,悪い人の話し方」がベストセラーになっている。その本の帯についている文章は以下の通りである。
 ●『バカに見える話し方』
 ・道徳的説教ばかりする。
 ・他人の権威を笠に着る。
 ・根拠を言わずに決めつける。
 ・ケチばかりつける。
 ・抽象的な難しい言葉を使う。
 ・何でも勘ぐる。
 ・すんだことを蒸し返す。
 ・自分のことしか話さない。
 ・ありふれたことしか言わない。
 ・人の考えをうのみにする。
 ・きれいごとの理想論ばかり言う。
 ・感動癖がある。
 ・丁寧すぎる。
 この「バカに見える話し方」を「生徒の心に響かない話し方」に換言すると,生徒指導のヒントになるのではないかと思った。
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こんな話し方をする教師がいます。
本人は気づいていないのでやっかいです。
教師にとって話術はとても重要だと思います。その話術を鍛える公的な研修会がほとんどないのが現状です。