半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5241 道徳授業「明日のこと」(その1)

今日の3時間目に1年1組で道徳授業を行いました。新作の「明日のこと」です。初めて授業にかける時は,ワクワクしますが,多少の心配もあります。授業準備の段階では,これがベストと判断していますが,いざ,やってみるといろいろな問題点が見つかります。ですから,立派な学習指導案が完成したとしても,授業がうまくいくとは限らないのです。さて,いくつかの問題点が見つかりましたので,次の2組では,改善したものを授業します。
生徒の感想です。
〇人生は過去にとらわれず。未来に向かって突き進めばいいと思いました。振り返ってうじうじ悩むのは,成功してからにしようと思います。
〇今日の授業で私は過去のことばかりを考えるのではなく,これからどのように過ごしてくかを考えるということを学びました。
〇私は,失敗してしまったことを引きずってしまうタイプだけど,前向きに明日のことを考えるのが大切だと気づくことができました。
 〇失敗を引きずるのではなく,明日という新たなチャンスをものにして毎日違った明日を楽しみにした人生を送っていきたいです。自分に感謝できる人生でいたいです。
〇今まで過去の自分を見て,トラウマになり,発表や友達づくりをとても苦手としていました。しかし,過去は過ぎ去ったもので,誰も見ていないから失敗を怖がらずに何でも挑戦できるようになりたいです。今日学んだことを漢字で表すと「勇」です。
〇中学生になって時々,小学生に戻りたいと過去のことを考えてしまうことがあるけれど,今日の授業を通して,未来を楽しく歩むことが大事だと思いました。
〇自分もずっと同じものにとらわれず,視点を変えて道を探していきたいです。