半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5220 ローテーション道徳授業(4回目)

やなせたかしさんの「手のひらを太陽に」を教材としたオリジナル道徳授業を実施しました。ローテーション道徳の4回目です。回を重ねる度に修正を加えているので,よりよい授業になっているはずです。感覚的には3回目が一番よかったと思います。さすがに4回目となれば,少し緊張感がなくなって私自身がダレてしまいました。反省です。私は4回目ですが,この授業を受ける生徒は初めてなのですから。次回は4回目がベストとなるように頑張ります。
生徒の感想をいくつか紹介します。
〇やなせさんから,生きる喜びについて学びました。
〇うれしいことだけじゃなく,かなしいことで自分がより成長できると思いました。
〇他の人の意見から自分が思いもしなかった考え方が出てきて「こういう考え方もできるんだ」と思いました。
 〇やなせさんが伝えたいことが歌詞にこめられていて,人生山あり谷ありで悲しいこともうれしいこともあると気づきました。とても心に響く授業でした。
〇人が亡くなったら,人や生きることの大切さがわかるし,失敗があるから,それが成功につながるのだと思います。これからは,悲しみの心も大切にしたいと思います。悲しみを深くわかって,うれしさをそれよりもっとわかりたいと思いました。