半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5034 社会科飛び込み授業

1年生の社会科担当がしばらく休みということで,1年4組で金曜日に飛び込み授業をしました。卒業式練習で忙しかったので授業をする予定ではありませんでした。しかし,5時間目が空いていましたので,いきなり行って授業をしました。自習監督の先生がいて,生徒はワークやタブレットで勉強していました。ノートを見せてもらい,どこまで進んでいるかを確認した後で,ポイントを絞って授業をすることにしました。単元は「倭寇勘合貿易」です。こんな感じで進めました。
〇教科書を音読させる。
〇14世紀の中国の変化について,教科書を見て簡潔にまとめさせる。
倭寇の絵を見て気づいたことを発表させる。
〇明軍と倭寇の絵を見て,どちらが倭寇か考えさせる。
倭寇は強そうか
倭寇について説明する。
倭寇による,明と室町幕府の被害を想像させる。
〇勘合の写真を提示する。(勘合を小さな木札と勘違いしている生徒が意外といるため)
勘合貿易について説明する。
生徒ひとり一人をしっかりとフォロー(基本的にほめる)しながら進めていきました。
途中でクイズや笑いを交えながら授業を進めた結果,あっという間に50分が終わりました。
最初,戸惑っていた生徒たちも次第にいい表情になり,真剣に取り組んでいました。反応もよくとてもいい感じで授業ができました
道徳授業は飛び込みでよくやりましたが,社会科はあまりしたことがありません。
しかし,楽しかったです。
卒業式が終われば,他のクラスでも飛び込み社会科授業をしようと思います。

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