半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4984 授業を観る眼

金曜日の道徳授業で観て欲しかった部分は,生徒とのやりとりです。生徒の意見を受け止め,他の生徒へ広げつなげていくところです。いろいろな研究授業を見てきましたが,指導案通りに進めていくことばかりに専念してしまい,肝心の生徒の意見を授業にうまく生かすことが少ないものが多かったです。指導案や授業報告書やリモート授業ではわかりづらい部分です。教師の言葉,表情,タイミング,生徒の反応,表情,動き,言葉などひとり一人の様子と全体の空気は,授業を生で観ることで味わい,また学ぶことができるのです。先日,私の道徳授業を参観した先生たちは,どんなことを感じ,学んだのでしょうか。
「焚火あたたかく風さわぐ」(山頭火
追記:外で焚火をしている風景を見なくなりました。

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