半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4961 終わらなければ始まらない

晦日。いつものように起きてコーヒーを飲みながら「教師のチカラ48号」を読みました。気になった部分にマーカーを入れ,その後,ノートに書きだしていく作業をしました。この雑誌もこの号で休刊となるそうです。2010年4月の創刊号に原稿を書かせてもらったことを思い出します。創刊号の巻頭言として,こんな文章が書かれていました。(おそく深澤先生の文でしょう)
「あまたある職業の中から,教師になりたいと思い,その夢を実現したのが,教師であるあなたです。教師になったからには,子どもを育てることのできるホンモノの教師をめざしませんか。教える技を持った教師をめざしませんか。子どもを観る眼と心を持った教師をめざしませんか。そして,多くの教師と出会い,つながりをつくろうではありませんか。」
35年間の教師人生を振り返って,この言葉を重みを感じます。ホンモノの教師をめざしてきたつもりですが,まだまだです。しかし,多くの教師と出会い,つながりをつくることはできました。そんな「教師のチカラ」に感謝しています。
2021年も終わろうとしています。1年間,無事に終われることに感謝します。12月31日の沈む夕日に手を合わせます。
皆様,1年間お世話になりました。よいお年をお迎えください。

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