半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4942 常にはてなを考える

生き抜きのために,朝から佐世保港へ行き何枚かの写真を撮りました。街路樹もほとんど散ってしまっていましたが,季節を感じる風景でした。そういえば,有田和正先生が,20年ほど前,佐世保で講演された時にこんな話をされていました。
「初めて訪れる街では,その街の街路樹を調べます。市の担当者にも聞きます。どんな木が植えてあるかで市政が伺えます。落葉樹なのか,常緑樹なのかでその街の気候などがわかります。どうしてその木を植えたか,その意図を考えると街の歴史や地理が分かるのです。」
この話を聞いた時に,身近なものを細かく観察すること「何だろう」の大切さと「どうしてだろう」「何でだろう」を考えることの大切さを学びました。こうやって,ネタを探し,発問を考えることで,生徒の学びの関心や意欲を高めることができるということを学びました。
午後は,学年通心と火曜日に開催される学年懇談会の資料を作り,山頭火の俳句を入力します。

f:id:futokun713:20211212084148j:plain