半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3292 第18回佐世保教師塾

今日の夜は,月に一度の佐世保教師塾がありました。
いつもならば,N先生と一緒に1時間ずつを担当するのですが,N先生が急遽欠席となり私が2時間を担当することになりました。
ということで,「涙そうそう」を使った道徳授業を2パターンで紹介しました。
1つは,本日公開した授業
もう1つは,10年前に実践して「とっておきの道徳授業」に掲載された授業です。
模擬授業っぽくしながら,途中でポイントを説明するといった感じでした。
今回は,若い参加者が多く,中には初めての参加者もいてよかったです。

残りの1時間は,絵本「100万回生きたねこ」を使って発問作りの演習をしてみました。
とても有名な絵本ですが,いざ道徳授業をつくるとなれば,とても難しい絵本であることに気づきます。
いい絵本だから,道徳授業で使ってみようと考える気持はわかりますが,十分な素材研究をしないで道徳授業を行ってはいけません。
これは,教科化になって使う教科書も一緒のことです。
そんな話をしながら演習を行いました。


学校現場に出る前に,知恵と技を1つでも多く身につけておくことはとても大切です。
今日の塾が学びのきっかけになればいいと思います。
次回は,学級づくりについて話をしようと思います。
2時間は少々きつかったです。