半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4925 道徳授業ってやっぱりいいですね。

3年1組で道徳授業を行いました。内容は,10年前につくり実践した「ブレ―ビーとネッピー」です。「とっておきの道徳授業 中学校編10」(日本標準)に収録されています。
この授業で2つのことを教えたいと思いました。
①夢を持つことの大切さ。
②夢は変わってもよい。
最後の発問をしたところ,ある男子生徒が一生懸命に考えていました。それでもなかなか書けませんでした。私は黙って待っていました。道徳授業では,特に沈黙の時間が大切だと考えているからです。一生懸命に考えている時に,教師がベラベラと話すことが生徒の思考の妨げとなるのです。生徒が一生懸命に考える姿を見ることができて,とても嬉しかったです。また,道徳授業の良さを再実感しました。最後に,「夢とは」で始まる文を書かせました。いくつか紹介します。
〇夢とは,宝物
〇夢とは,いつになってもかなえられる。
〇夢とは,人を動かす原動力
〇夢とは,それを叶えようと頑張った過去は良い経験になる。
〇夢とは,追い続けるもの
〇夢とは,自分が信じていくべき道
〇夢とは,あきらめずに前を向いて歩くこと
〇夢とは,志のこと
〇夢とは,誰かのために貢献したいという思い
〇夢とは,カタチを変えても希望になる
〇夢とは,いろいろな叶えかたがあるもの
〇夢とは,生涯持ち続けるもの

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