半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4680 目を合わせない若者

昨日,妻との話の中でケーキが食べたいということになりました。そこで,朝から同級生がオーナーをしているケーキ屋へ行きました。朝早くだったこともあり,しばらくの間,同級生と話をしました。その中で出た話です。
「アルバイトで働いている若い人が,目を合わせて話せなくなっている。どうしてだろうか。」
タブレットを使った授業が増えると,教師が生徒の目を見ながら授業を進める場面が少なくなってしまうと考えています。
生徒どうしも目を合わせないまま,授業が進んでいくのではないかと心配しています。
素材研究や教材研究にかける時間よりもタブレットの使い方やタブレットトラブルに時間をかけるようになることも心配です。
授業っていったい何だろう。教師はいったいなんのためにいるのだろう。当たり前のことが揺らぎ始めている気がします。
「もう秋風のすすき穂をそろへ」(山頭火

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