半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4657 若手教師の授業意欲

非常勤の若い先生が道徳授業を見てほしいと言ってきたので1年生の授業を参観しました。教科書を使った授業でしたが,生徒たちは長文の読み物資料に何とかついてきていました。教科書教材と自分で探してきた教材を使う工夫もあり,意欲と努力が見られました。中心発問は,指導書通りにしたということでした。その結果,主発問後に何回も説明を加えていました。このような事態になる理由は,借り物の問いだったからです。自分で深く考えてつくった問いであれば,説明を加えないで勝負できます。自信がないので,あれこれ言葉を付け加えてしまうのです。
以上,こんなアドバイスをしました。
ローテーション道徳ですから,同じ授業が4回できます。
次の授業がさらに良くなることを願っています。
今までに1回も道徳授業をしたことがないとのことでしたが,この意欲はとても素晴らしいです。少しでも自分の授業力を向上させたいという想いが伝わってきました。