半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4654 テストの意義

先週の定期テストがありましたので,こんなメッセージを書きました。
「不備,不足,不十分」は野口芳宏先生の言葉を借りました。
野口先生は,テストの後でこんな話をされていたそうです。
「100点をとった子に,残念だったね。0点とった子には,よかったね。」
理由は,100点をとったということは,この試験では,この子は,自分の勉強の不備,不足,不十分が見つからなかったということです。
逆に,0点をとったということは,この子にとっては,自分の学習の不備,不足,不十分がたくさん見つかったということになります。
逆転の発想ですね。

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