半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3546読破57冊目「野口ゼミへようこそ」

●「野口ゼミへようこそ」(野口芳宏 登龍館) ★★★★
野口先生との出会いが教師人生を大きく変えたと思っています。ですから,野口先生を師と仰ぎ,教師修業を積んでいます。
さて,この本は野口先生が幼児教育の大切さについて書かれたものです。

〈引用はじまり〉
「幼児期の子供は一般に素直で純真,無邪気で汚れない心を持っている。人生の中で,それは、最も去行くがしやすく,大きな効果を生むかけがえのない教育最適期である。この時期に,基本的な生活習慣や心の持ち方を正しく,望ましく形成しておいたならば,その子の長い人生は必ずや幸せに彩られることだろう。「三つ子の魂百まで」の諺が示す意味の重さを改めて考えさせられる。反面,この大切な時期の教育を軽んずると,その後で必ずやってくる「再教育の困難性」に遭遇して悔いを深めることになろう」
〈引用終わり〉

まさにその通りです。
すべてが家庭教育の責任とは言いませんが,幼児期における親の教育というのは人生を変えるかもしれないということを肝に銘じておく必要があるかもしれません。
徳川家康の「むごい教育」にならないようにしなければいけません。

追伸:この本をアマゾンで検索しましたが,ありませんでした。
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