半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4636 読破21冊目「With コロナ時代のクラスをつなげるネタ73」

授業がちょっとだけ早く終わり,隙間の時間ができるとやることは以下の5つです。
①おもしろい話
②クイズ
③怖い話
④ゲーム
⑤体験談
時間にして5分程度ですが,やり方次第では大いに盛り上がり,教室中が笑いが起こります。
そのためには,ネタを多く仕込んでおく必要があります。①と③については,落語や漫才,「人志松本のすべらない話」などでネタを増やしています。
④は,本から学んだゲームをいくつか持っていますので,それをやっていました。今回は,弟子のKくんからもらった「クラスをつなげるネタ73」(黎明書房)を読んで,新しいネタを得ました。こういったゲームネタを1つでも多くもっておくことで,生徒たちの関係づくりができます。みなさんは,いくつぐらいのゲームネタを持っていますか?
この本の初めに中村健一先生が,こんなことを書いていました。
「最後になりますが,私も50歳になってしまいました。いつ死んでもおかしくありません。そこで,編者のノウハウを中村の遺産として,若手に伝えたくなりました。」
私も同じ考えです。今まで学んだことを若手に教え,伝えてくことがベテランの使命だと思います。私も教師生活の時間が少なくなってきましたが,残された時間を使って,1つでも多くのことを若手に伝えていきたいと思います。