半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3490 県立大学学習支援ボランティア

今年度も県立大学から学習支援ボランティアの学生が1名来ました。
この取り組みが始まった時から関わっているので,今回で5期生となります。
私が直接受け持った学生は,9人目です。
本来の目的は,授業中に分からない生徒やその教科が苦手な生徒を支援することです。
しかし,私は将来教師になりたいという熱意を持った学生なので,教育についていろいろなことを教え,考えさせます。
実際に,生徒の前で話をさせます。ちょっぴり授業をさせます。
つまり,教育実習的なことを1年を通じて行うのです。
そんなことをやってきた結果,教師になりたいという熱意が高まり,自らセミナーや研修に参加する若者もいます。
今年度から正式採用となり教壇に立つ若者もいます。
教員採用試験に何回もチャレンジしている若者もいます。
大学院で学びを深めている若者もいます。
このように関わった若者が,教育に対する熱意を高めたことに大きな喜びを感じています。
そろそろ教師人生も終わりが見えてきましたので,若者を育てること,私の学んだことを伝えていくことを考えています。
そういったことで,今年度も若手を育てたいと思います。