先週，放課後に戸締りのため，校内をまわっていました。すると，3年生のある学級から声が聞こえてきました。行ってみると，8名の男子女子生徒が話をしていました。よく見ると，ひとりの女子が泣いていました。事情を聞くと体育大会の応援団長に関するちょっとしたトラブルがあったそうです。私は学級担任ではありませんから，事情を聞いて，その解決策の一つを教えました。そして，あとは学級担任に話をしたほうがいいとアドバイスしました。その後，一応，トラブルは，いい方向で決着しました。しかし，これで終わりではありません。泣いていた女子とトラブルを起こしてた女子へのフォローをする必要があります。ということで，金曜日に朝，それぞれに話をしました。二人とも，笑顔が見られたので，よい方向にいくだろうと思いました。学級担任が指導した後にしっかりとフォローすることも，学年主任の仕事だと思っています。学級担任とは，違った話ができ，生徒の心を安定させることができるからです。
「霞の中を友の方へいそぐ」（山頭火）
