半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4332 こんな発問もいい

今日の2年生の社会科授業「インド大反乱アヘン戦争」で行った発問です。
洪秀全は、太平天国という名前にどんな思いを込めたのでしょうか」
この答えを書くには、イギリスと清の間で起こったアヘン戦争のことや南京条約についての知識が必要となります。
また、「太平」と「天国」という言葉からイメージを膨らませることが必要になります。
生徒の答えをいくつか紹介します。
○「とても平和な国にしたい」
○「重税で苦しんだ農民が、平和で安心して暮らせる国にしたかったから」
○「戦争があったから、平等で平和な国にしたかったから」
○「太平洋みたいな広い国にしたかったから」
○「平和で穏やかな国にしたかった」
○「清とは違う別の素晴らしい国にしたかったから」
○「明るく幸福な国にしたかったから」
などです。
何となく道徳みたいになりましたが、生徒たちは真剣に自分の考えをノートに書いていました。たまには、こんな発問もいいでしょう。