半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4329 山頭火の秋

朝は少々肌寒い感じでしたが,部活をやっている最中は,ちょうどよい感じで爽やかな空気が漂っていました。
午後は,コーヒーを飲みながら,「山頭火俳句集」(岩波文庫)を読みました。
岩波文庫のすごいところは,山頭火の千句と折々の日記や随筆が収録されているところです。
1回目は,電子辞書を片手に読み進めます。
2回目は,じっくりを読みます。
そんなことを繰り返しています。
読めば読むほど,山頭火に惹かれます。
単なる寂寥感ではないところが魅力です。
60近いという年齢も影響しているのかもしれません。
何度読んでも心が震える句がたくさんあります。
この本を読むのも2回目です。
秋深い今の時期には,山頭火の句が恋しくなります。
 
〇「日を浴びつゝこれからの仕事を考へる」

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