半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3831 読破87冊目「墨汁一滴」

●「墨汁一滴」(正岡子規 岩波文庫★★★

大病を患い寝たきりになった子規の学びの意欲は益々高まります。

彼の想像力と発想力は無限に広がっていきます。

逆に俳句に対する考えは焦点化されていきます。

子規が考える俳句,短歌に対する深い考えがこの本を読んで何となくわかりました。

そして万葉集の素晴らしさも。

薄い本ですが,中身はとてもあついものでした。

 

墨汁一滴 (岩波文庫)

墨汁一滴 (岩波文庫)