合田先生が若手教師と話をしたことを書かれていました。若手を育てたいという「熱」を感じます。
しかし私は，現場で若手を育てることが難しいと感じるようになりました。
もちろん，後継者を育てなければいけないという使命感はあります。伝えたい教育技術や教育哲学もあります。
今は一歩引いています。ちょっと冷めていると言ってもいいでしょう。積極的に教えようとはしていません。
何となく億劫になりました。
「道徳のチカラ」や「佐世保教師塾」や「佐世保教育サークル」に参加者には，教えています。伝えています。つまり，「来るもの拒まず」というスタンスがいいかなと思います。こちらからズンズンガンガン後輩へ教えるというスタンスは，もうやめようと思っています。
ちょっと下がって，見てみようと思います。
学びのベクトルや波長が合う時にこそ，お互いの学びが深まると思うのです。
「思いはぐるる星月夜 森の心澄む」（山頭火）
