半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4226 原稿できました。

明治図書が2月に発刊する予定の『テーマ別でまるごとわかる! 中学校学級経営DX』に原稿を書きました。
私に与えられた内容は,「出会いの日の教室トーク」でした。
いわゆる学級開きでどんな話をするかを1年から3年まで書きました。
黄金の3日間と言われますが,プラチナの1日目ということになるのでしょうか。
学級開きが大切であることは,ほとんどの教師はわかっていると思います。
印象に残るような話をしようといろいろと考え,工夫をしていることでしょう。
それはそれでいいことです。
しかし,プラチナの1日目だけの話ではないのです。
学級担任として,1年間継続できることを話すべきなのです。
打ち上げ花火のような単発の話ではなく,どんな生徒になって欲しいのか,どんな学級にしたいのか,1年後の具体的な姿をイメージしながら学級開きの話をするのです。
年間を通したブレない指導を継続することで,学級の生徒には安心感が生まれ,余計なトラブルが起きないと思います。
そんな意味でも,プラチナの1日目にどんな話をすればいいのか,熟考しておくべきなのです。