半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3393 読破19冊目「授業力&学級経営力4月号」 

●「授業力&学級経営力4月号」(明治図書★★★★
4月から学級をどうやってつくっていくか,とても分かりやすく説明してあります。
若い教師はもちろんのことですが,すべての教師に読んでもらいたい1冊だと思います。
学級開きや授業開きなど,今までの経験だけ(つまり我流)でやっている中堅やベテラン教師が意外と多いものです。
何の戦略もなく生徒の前に立つということが,どんなに無謀なことか分かっていないのです。
せめて,春休み中に1冊でも多くの教育書や教育雑誌を読んでおきたいものです。
その1冊にこの本を入れてほしいと思います。
野中信行先生の実践である「3・7・30の法則」を堀先生がアレンジをして「3・7・4/30・90の法則」として紹介しています。
また,3日,7日,30日,90日それぞれどんなことに注意して学級を作っていくのかについて多くの具体例を示してあるので,とても分かりやすいです。