半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3880 自分のチカラと仲間のチカラ 

社会科の授業では,50分間に以下のような取り組みをさせることが多いです。

①自分でしっかりと考えて,ノートに書く。

②次に仲間との交流をして,分からないところをたずねたり,逆に教えたりする。

時間にして5分程度です。

ふざける生徒はいません。

楽しみながらたずねたり,楽しみながら教えたりしています。

わからないことは仲間のチカラを借りるということが大切だと,日頃から言っています。

このような取り組みは4月からやっていることではありません。

9月から取り入れています。

理由は,一斉授業でのしつけが徹底され,定着ができたと判断したからです。

一斉授業がきちんと成立するような学級では,班であろうが,ペアであろうが,交流であろうが,うまくいくと思っています。

一斉授業が成立して始めて,「主体的・対話的で深い学び」ができるのではないかと思います。

やはり,一斉授業が基本なのです。