半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2439 県立大学での道徳授業

今日の夕方,県立大学で道徳授業を行いました。
1年生約50名を対象に道徳授業論を約25分間,道徳授業を35分間行いました。
授業のはじめは,大学生も慣れていないこともあり固い雰囲気でしたが,次第に柔らかくなり途中は笑いも起きました。
道徳授業論では,学習指導要領に書かれた道徳授業の目標をできるだけわかりやすく教えたつもりです。

講義の最初に,次の発問をしました。
①「道徳性が身についていると思いますか」
A しっかりと身につている
B だいたい身についている
C ほとんど身についていない
D ぜんぜん身についていない

結果は,ほとんど全員がBでした。

そして次の発問をしました。
②「道徳性はどうやって身についたと思いますか」
A 自分自身の学び
B 親のしつけ
C 地域社会のしつけ
D 学校教育(道徳授業)
E その他

結果は,Bが多かったです。次に多かったのは,Cでした。Eと答えた学生もいて,部活動で身についたと答えました。
D 学校教育と答えた学生が少なかったことが少々残念でした。

道徳授業も集中して取り組み,「今日は楽しい授業でした」とあいさつをしてくれる学生もいました。
有難いことです。
この授業をきっかけにして,一人でも多くの学生が教師を目指してくれることを願っています。