半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3739 いのちについてのミニ道徳授業

先日,「いのちを見つめる強調月間」の取り組みの一つで,学校長による講話がありました。これを最初に,6月は,道徳授業公開や講演会などが予定されています。

この一ヶ月間,大人も子供のいのちの大切について,深く考えようというものです。

さて,校長講話の後1年4組でミニ道徳授業を行いました。

「いのちは(   )」

(  )にどんな言葉を入れますか?

・大事

・大切

・一つしかないもの

・親からもらった宝物

・限りがある

などの意見が出ました。

「いのちは時間」という言葉がありますが,どんな意味だと思いますか?

・寿命がある

・一秒一秒を生きている

などの意見が出ました。

 

「いのちは時間」をさらに深く考えた結果,「いのちは可能性」だと思うようになりました。

生きていれば,いろいろな可能性があるということです。

例えば,友達とおしゃべりする,パイロットになる,サッカー選手になる,大好きな音楽を聞く,映画を見る,好きなケーキを食べる,本を読む,恋をする,結婚する,子供を育てるなどなど

いのちがなくなれば,この可能性が全てなくなるのです。

いのちは時間

いのちは可能性

いじめは,相手のいのちの時間を削っていることです。

いじめは,相手の可能性を消していることです。

どうか,周りの人の時間や可能性を削らないでください。

もちろん,自分の時間や可能性も削らないでください。