半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3717 学年主任の重要性

学期の途中で教務主任を担当してから,学級担任をしていません。そのかわり,教務主任の経験も10年,学年主任の経験も10回をこえました。この経験の中で,学年主任のチカラがいかに大切であり重要であるかを実感しています。学年主任を腰掛け程度に捉えている教師もいると思いますが,ぞれは大きな間違いです。学年主任が,どのような生徒に育てたいのかという「哲学」を持ち,それを学年教師に理解させることが大切です。それにもとづいて各学級担任がそれぞれの取り組みをしていくのです。こうすることで,学年全体が安定します。学年が安定すると生徒が安定します。
逆に,学年主任の考えややることがブレると生徒も落ち着かないのです。
こんなことを考えた結果,学年主任となった時は,4月の最初の学年部会で私の考えを書いた資料を配付して,説明し理解してもらうようにしています。
これをやりはじめて9年目になります。
若手教師もいずれ学年主任を任せられる時がきます。その時に,上に書いたことを参考にして欲しいと思います。
以上,フェイスブックからの転載でした。