半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3514 学年主任研修会を開催する

今回,新しいカテゴリーを追加しました。
名付けて「極私的教育改革論」です。
31年間の教師生活で体験したり見たり聞いたり考えたりしたことを元にして,教育をこう変えたらいいのではないかということを,折りに触れて書いていこうと思います。
さて,今回は,「学年主任研修会を開催する」です。

教師には,様々な研修会があります。
悉皆のものもあれば参加自由なものもあります。
月に1回開催されているのは,校長研修会と教頭研修会でしょう。
以前は,教務主任研修会が月に1回開催されていましたが,現在はないようです。
これ以外には,不定期に研究主任研修会や道徳教育推進教師研修会などがあります。
しかし,学年主任研修会はありません。
私も教務主任,研究主任,進路指導主事,道徳教育推進教師,学年主任を経験していますが,学年主任研修会は開催されたことがないのです。
前にも書きましたが,これからは学年主任のリーダーシップが大切になってくると思います。
悩んでいる学級担任を援助するためには,学年全体で育てるという意識なのです。
50代教師の割合が高い現状から考えると,あと10年で学校が若返るのです。
その時にリーダーシップを持つ学年主任を育てておくことが重要になってくるのです。
50代教師ばかりに主任を任せるのではなく,現在40代の教師に主任を任せることが大切なのです。
分からないところは50代教師に聞きながらすすめればいいのです。
そして,月に1回は,学年主任研修会を開催して,コーチングやリーダーとしての心構えなどを学べばいいのです。
我々50代が引退した後では,教えることができません。50代が現場にいるうちに,中堅クラスの教師に学年主任を担当させることです。
校長には,先を見通した校内人事を考えてほしいものです。

追伸①:このブログを見ていただいた方が56万人を超えました。ありがとうございます。
追伸②:私が週に1回発行している学年通心「仲間ぢから」の1号から10号(dff)を差し上げます。希望される方は,上のプロフィールの中にアドレスがありますので,メールをください。スマホではなくパソコンから送ってください。なお,その際にお名前,勤務校,教職経験年数を書いてください。