半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3669 食を通してのコミュニケーション

昨日,久しぶりにカップ麺を食べました。

すると中ぶたに,写真のようなメッセージが印刷されていました。

そこで,弁当に関する話を2つ思い出しました。

その1

学校がまだ弁当の時代話です。毎日,早起きして弁当を作ってくれる妻に対して感謝の気持ちを示すために,食べた後きれいに洗い,弁当箱の中に「毎日,ありがとう」というメモを入れたことがあります。

その2 

毎日,数個の弁当でも学校へ配達してくれる仕出しやさんに感謝するために,弁当箱の中に,「ありがとうございました。おいしかったです」と言う,メモを入れたことがあります。

 

弁当時代は,弁当を通して親子の会話があったと思います。

弁当を渡す時に,親が子供に「今日もがんばってね」

帰宅すると,子供が親に「弁当ありがとう」

弁当を残してきた時は,「どうしたの?具合でも悪いの」

しかし,給食になってこんな会話が家庭で行われているのでしょうか。

弁当を通して,親の愛情を感じるはずです。中学生の頃に感じないかもしれませんが,自分が親になり子供に弁当を作るようになって初めて,親の愛情に気付くことになるかもしれません。

弁当の時代が懐かしいです。

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