半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3664 子規を読む(その1)

最近,正岡子規にはまっています。

とりあえず3冊の岩波文庫を買い,読んでいます。

〇「子規句集」

〇「子規歌集」

〇「墨汁一滴」

正岡子規の「子規句集」を読んでいます。

子規は,35歳という若さで世を去りましたが,つくった俳句は20000句とも言われています。

とりあえず20歳から俳句を作り始めたという条件で計算すると

1年間で1333句。1日で3~4句つくった計算になります。

 

他の俳人についても調べてみました。

松尾芭蕉 50歳 982首 1年間で32.7句

与謝蕪村 68歳 3000首 1年間で62.5句

小林一茶 65歳 20500首 1年間で455句 1日で1.2句

ここまで調べると,子規の凄さがよくわかります。

しかし,私が好きな自由律俳句の種田山頭火は,58歳で亡くなるまでに84000句をつくったと言われています。

これを計算すると,1年間で2210句,1日で6句となります。

山頭火もすごいです。

しばらくは正岡子規にはまります。

今日も2冊購入しました。

〇「ノボさん」(伊集院静 講談社

〇「正岡子規 言葉と生きる」(坪内稔実 岩波新書

気に入った俳句を1つ紹介します。

「屋(や)の棟(むね)に鳩のならびし小春哉(かな)」