●「旅先のオバケ」(椎名誠 集英社)★★★★
久々にシーナさんの本を読みました。
大学生の頃からずっと読んできましたが,久々読むと実に面白いです。
今回は,世界の辺境を旅してきたシーナさんだからこそ書けた内容です。
例えば,
ロシアの古いホテルでのポルターがイスト現象
スコットランドの古城での怪現象
日本の小さな無人島での道に迷った話
アウシュビッツの近くでのホテルでの不思議な体験などです。
シーナさんの旅ものは,社会科の授業でよく使わせてもらっています。
旅のガイドブックや観光地の公式HPには掲載されていない,本当のことが書かれています。
例えば,ロシアのホテルの食事のまずさ,水のまずさ,風呂の汚さ
モンゴルのゲルでの生活体験,
北極圏でのトイレ中に,2000匹の蚊に襲われたこと
パリの街中の危険な場所
ツリーハウスや水上生活の体験など
社会科教師にとって,椎名誠さんの旅エッセイは教材研究には不可欠な本です。
- 作者: 椎名誠
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/06/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る