半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3333 自分の敵は?

今日は,今年初めての登校日でした。
3学期制であれば新学期とか3学期とか言えますが,2学期制のため「後期後半スタート」と言っています。
歯切れが悪いので,この言葉は使いたくありません。
さて,今年初めての全校集会がありました。
内容は,以下の通りです。
①伝達表彰
②新生徒会役員任命式
③校長の話
④生徒指導からの話

ここまでで約40分間。

最後に3年生だけ残して,私がこんな話をしました。(ホワイトボードを使って)

マンガ「宇宙兄弟」を知っていますか。
主人公は南波六太という男です。
彼は,幼い頃からの夢である宇宙飛行士になるために努力をしています。
その彼が,JAXAの面接試験を受けた時に,
「君の敵は誰ですか」ときかれました。
その質問に対して,彼はこう答えました。
「自分の敵はだいたい(    )です」
さて,彼は何と言ったでしょうか。
※数名の生徒を指名しました。(一人の男子が答えを知っていました)
「自分の敵は,だいたい俺(自分)です」
この意味が分からない人は手を挙げます。
※一人も手を挙げませんでした。
いよいよ受検が始まります。
みんなは,合格するために懸命に努力しているはずです。
その目標を邪魔する敵は,他の中学校の3年生ではないのです。
目標を邪魔する一番の敵は「自分自身」なんです。
どんな自分が邪魔をするのか,考えておいてください。
社会科の授業の時にききます。

ここまで5分。

少しは気合いが入ったのではないかと思います。