半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3668 長時間労働が問題なのか③

前々日の続きです。

文科省が提唱している働き方改革の改善策の3つめです。

 

③チームワークのよさが業務を効率化させ,生産性を高める

 

教師は授業以外にも校務分掌という仕事をしています。

これがなかなか大変です。

時には,本業の授業にも影響を及ぼすこともあります。

校務分掌の問題は,

①数が多すぎる

②必ず学年一人は入らなければいけない校務分掌がある。

③職員が少ない学校は,一人で何個も受け持つ必要がある。

④校務分掌には軽いモノと重いモノがある。

このような校務分掌をチームワークでこなすことはできるのは疑問です。

どうしても負担が重い教師が出てくるからです。

今後,校務分掌削減し,一役一人という発想で担当させることが大切だと思います。

それには,校長がリーダーシップを発揮して職員が機嫌良く働けるような環境を整える

ことです。