半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2552 提案とは何か

年度初めというのは職員会議が続くものです。
校務分掌を基本とする担当者が,提案文書を作成し,教務→教頭→校長→職員会議という流れで進んでいきます。
この提案について教務主任から,提案する時にしっかりと練って話し合う時間ができるだけ少なくなるようにというお願いがありました。
そこで,提案について若い先生が間違っては困ると思いましたので,職員会議で意見を言いました。
提案する時は,昨年度と同じ内容にするのではなく,まずは昨年度の提案文書をしっかりと読み,反省を生かし,先輩たちにアドバイスをもらい,自分のものにしてから提案するものです。
こうすることで,職員会議でいろいろな意見が出ても,自分の考えを明確に発言できるのです。
間違っても,A案とB案のどちらがいいですかや先生方の意見に従いますなどいうことを言ってはいけません。
会議が長引くことになり,収拾がつかなくなる場合もあります。
特に,年度初めの職員会議の時間がかかりすぎると,学年部会や分掌部会や学級事務などの時間が不足してしまいます。
そういった意味でも,しっかりとした提案をすべきだと思うのです。