半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3249 読破69冊目「若き友への人生論」

●「若き友への人生論」(森信三 致知出版社★★★
今日も先週に引き続き長与町まで部活の公式戦に行きました。
往復4時間です。
なかなかに疲れます。
休憩時間にこの本を読破しました。
森信三先生の名前や実践などはかじった程度しか知りませんでした。
野中信行先生がブログで紹介されていましたので読んでみました。
特に印象に残った言葉が2つあります。
1つは,野中先生も引用されていたものです。
「幸福は最初は不幸の形をして現れる」です。
これは,「隠岐の聖者」と呼ばれる永海佐一郎博士の言葉だそうです。
目の前の不幸や辛いことを何とかして耐えれば,それが大きな幸福につながるという意味でしょうか。
2つは,
「幸福とは,生活の動的統一である」
わかりにくいので,以下を引用してみます。

〈引用始まり〉
わたくしは幸福とは,さしあたっては,その人の生活自体が,一ヶの統一を保っている状態をいうと考えている。随ってもしその人の生活の統一が乱れたり,さらには破れた場合は,それは幸福の反対の不幸と考えるわけである」
〈引用終わり〉

さすがにすごい本でした。

若き友への人生論

若き友への人生論