半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3192 読破54冊目「家族のあしあと」

●「家族のあしあと」(椎名誠 集英社★★★★
朝から妻と妻のお母さんと姪を連れて家電量販店に買い物に行きました。
帰省の関係で少々渋滞しましたが,何軒か店をまわり無事に買い物も終了しました。
この連休中,読破した本の冊数も増えました。
以前も書きましたが,読書の波が激しくて読み始めると怒濤の勢いで読みますが,読みたくなくなってしまうと本に手もつけなくなっていまいます。
夏休みの勢いがどこまで続くか分かりませんが,まだしばらくは読書熱は続きそうです。
さて,今回読破した本は,大好きなシーナさんの私小説です。
自分の息子を描いた「岳物語」は有名ですが,シーナさん自身の子供の頃の話が連作という形で発表されたことはありませんでした。
シーナさんとは20歳ぐらい年の差がありますが,ここに書かれている風景は,私の子供の頃と似ています。
読破後,懐かしさと寂しさを感じました。
この猛暑の中ですが,心がほわっとなる瞬間がありました。
シーナさんの本のタイトルをつけるセンスがとても好きです。

家族のあしあと

家族のあしあと