半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4152 反省だけならサルでもできる

いよいよ8月1日から夏休みに入ります。
31日が前期前半(2学期制のため,妙な言い回しになっています)の最終日となります。
ということで,この日からいろいろな部会が開催されます。学年部会,教科部会,分掌部会などです。
やることは,前期前半の反省と後期へ向けてを話し合うことです。
これらの部会では,いろいろな反省や気づきが出てきますが,これを次へ生かすために具体策を練ることはあまりありません。
極端に言えば,反省して終わりという感じです。
ですから,反省は自分でしっかりと行い,学年部会や教科部会では,具体的な改善策を練ったほうがいいと考えています。
私が学年主任をしている2年部会では,こんな流れで進もうと思います。
①学年職員に学年経営案に記載した15項目を4段階で評価してもらう。
②15項目それぞれの平均値を提示する。
③平均値が低い項目を改善するためにどうすればいいかを夏休みの宿題とする。
④次の学年部会で自分が考えた具体策を紹介する。
⑤学年の方向性を決める。
そういえば,昔のテレビCMで「反省だけなら,サルでもできる」というものがありましたね。